カルラの日々徒然

気がつけばマイナー好きになっていた

真っ暗な景色など
ぼくらはしらない

ふと夜空を見上げて思ったんだ

月が煌々と照っていて
雲に影を作っている
まるで葉の裏側を透かしたような
きっとあれを叢雲と言うんだろう

でも手の届かない たった一個の明かりなんて
どこかに放り出されたみたいで不安になるよ

ぼくは宇宙へは行けないね

どんなに星がちらばっていても
どんなに月がかがやいていても
夜は畏れるもの
暗闇を作り出すのはぼくらの方

だから

ぼくは真っ暗な景色を見たくない
今のところは大丈夫


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***覚え書き***
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叢雲という言葉を使いたくて書いた。
散文詩ですら思うように出てこないのに
小学生の頃は作詞作曲をしようとしてたっけな。
何でもそうだろうけど、詩も難しいな。