カルラの日々徒然

気がつけばマイナー好きになっていた

ライブレポ 其の弐

そんなこんなでようやく7時をまわり、もうじき陰陽座の面々が登場!
という頃になると、斜め前方からコールがかかりだした。

陰陽座陰陽座陰陽座!・・・・・」

一人だし、初ライブだし、この時は乗れなかったけど
静かに手をたたいて、気持ちだけ同調していた。

そして、ついにメンバーがステージへと姿を現した!
初めて見る生陰陽座にまず第一の感激が押し寄せる。

リーダーの瞬火(またたび)ボーカルの一人。
同じくツインボーカルの一人で紅一点の黒猫。
ツインギターの一人、招鬼(まねき)。
もう一人のギター、狩姦(かるかん)。
そしてドラムの斗羅(とら)。

そして、登場後すぐに始まったのはこの曲。
「靂(かみのふるめき)」
遠くから聞こえる雷鳴音が、いかにも幕開けにふさわしく
神々しい感じがして、これで完全に引き込まれた。
瞬火の歌声と黒猫の舞が見事でノックアウト(笑)。

続いて2曲目は「龍の雲を得る如し(りゅうのくもをえるごとし)」。
ツインボーカルの迫力が生で体感できる事に喜びながら、
右手を力いっぱい振り上げて掛け声を出した。
すでに耳が大音量で麻痺していたのだと思うけれど、ステージと会場内の
熱気でそんなことは気にならず、ひたすらノリまくる。

もう曲目の順番はすでにあやふやになってしまったので、ランダムで
書いていこう。

「彷徨える(さまよえる)」は、動物の根本である食に対する欲求を
歌っていて、今回のライブ基盤になっている新アルバムの中で一番早く
覚えた曲だ。

対して「蛟龍の巫女(みずちのみこ)」は、人間もこの地球に生きる動物で
あり、この星を食べながら生き続けている種だというメッセージを含んだ
歌なのだ。(瞬火さんの意図をちゃんと説明はできていないけど、自分で
解釈した大雑把な見方を書いてます)

この曲は黒猫さんがメインボーカルで、ほとんどが高音域のメロディなのに
とてつもない迫力があった。
そう、この黒猫という人は「ゆりかごから墓場まで」という異名を持つ
歌と芝居とが融合したようなボーカリストなのだ。
(事実、そういう台詞とかも入るし)
だから、歌手でも女優でもあるとにかくすごい女性なのです。

そして「甲賀忍法帖」は、アニメ「バジリスク」の主題歌。
山田風太郎の原作はかなり昔のものだけど、今読んでも新鮮だなぁ。
それが漫画化されて、アニメ化されて、陰陽座が主題歌歌って。
素直にアニメとマッチした名曲だと思います。

そして、このライブでもきっとメインに匹敵するだろう組曲
義経」3部作。
瞬火さんが解釈した源義経像や頼朝、静御前を描いた曲。
ドラマ仕立てっぽい2部は14分もある長丁場。
でも、当然ながらそんな感じはこれっぽっちもないのデス。

必死で思い出してはいるんだけど、どうも私の記憶力は減退の
一途を辿るのみか。
ひとまず、これにて本編のレポを終えよう。

しかーし!!もちろんアンコールというものが、大抵のライブには
存在しますよね(笑)?
よって、レポは次へと続きます。

(注)殆ど自己満足で書いてるので、陰陽座を全く知らない&興味ない
方はすっとばして下さい。
でもちびっと興味を持ってもらえれば嬉しいです。