カルラの日々徒然

気がつけばマイナー好きになっていた

読書感想

昨日買った「ハグルマ」というホラーを読んだ。
古本屋で山田風太郎を探していたけど、生憎と
欲しいのはなかったので、これにした。

元々ホラーやオカルトものは好きだから、
買ってみたけれど、何とも言い難い(..;)。

現実と虚耗の世界観や境界線が曖昧になっていく、
といった内容なのだけれど、不気味さ満開!
この手の展開は嫌いじゃないんだけど、うーん、
強いて言うなら文体が好みじゃない・・かな?

倒錯の世界を扱った作品でも、吉村達也のは
結構好き。これはほんとに好みの問題。
あとホラーでもダントツで好きなのは貴志祐介
「天使の囀り」と「クリムゾンの迷宮」は最高だね。
ホラーじゃないけど「青の炎」もすごく良かった。

ホラー以外でも好きな作家は沢山いて、
藤原伊織もその一人。
デビュー作でもある「ダックスフントのワープ」は
本当に好きだな。「てのひらの闇」は館ひろし主演で
ドラマ化もされたから、知ってる人も多いかも。
出てくる主人公はどれも個性的で正直好きにはなれない
設定ばかりだけど、何故か気に掛かるような人物が多い。

しかし、何と言っても全作家の中で大ファンなのは
やっぱり京極夏彦!この人の作品で人生観が変わった
のも大きいし、小説の楽しさを教えてくれたからなぁ。
今年はかのデビュー作がいよいよ映画になるし、
今から7月が楽しみで楽しみで(笑)。

本の話題は話したらきりがないので、この辺にしとこ。
明日から何を読もうかなぁ。(・・)
さあて、そろそろお風呂沸かして入るかな。
おやすみー。